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Posted by ミリタリーブログ  at 

2019年01月27日

FBI Loadout Collection 2018

2018年のロードアウト備忘録





《Gman》








特にこのスタイルでサバゲに行ったこともないのですが、モノはあるのでやってみたGメンです。

ウェアは5.11のポロとパンツで揃えてあります。このようなスタイルはよく“私服装備”と言われますが、FBIにおいては5.11の各種ウェアが正式に制服として採用されているので、これでも制服装備になります。

ユーティリティポロ(BK)とタクライトパンツ(KH)を着用していますが、5.11のウェアなら大抵のものが採用されており、モノも個人で選べるようなので、SWAT装備のように“これ”という決まりはありません。制服=統率のある衣服という固定観念は捨てないといけないです。

なので、ポロシャツだけでなくTシャツも着ますし、色も黒だけでなく紺や緑、赤や青などの派手な色の使用例もあります。パンツも定番タクティカルパンツやストライクパンツ等様々です。パンツに関してはカーキまたはストーンカラーが好まれているようです。

とりあえずやってみただけなので、かなり雑な仕上がりです笑
真面目にやるなら、カンガルーポーチ等は外してプレキャリはあくまでボディーアーマーとして着ているだけという風にすれば雰囲気も良くなりそうです。



《FBI K9》




絵面はふざけていますが、装備はきっちり本職の装備を参考にしています。



《San Francisco Division》






サンフランシスコの部隊の2018年装備を意識してみました。同部隊はJPCを使用している完全にマルチカム装備の部隊です。

隊員のうち一人が、BFGの3連テンスピードの左右にフラッシュバン、真ん中にハンドカフという面白いセットアップをしていたので取り入れてみました。
ヘルメットをぶら下げているのは写真再現ですが、実際やってみると非常にジャマでした(当たり前)



《Hoston Division》






ヒューストンはFBI SWATとしては露出が多い、有名な部隊の一つです。特に同部隊は他の部隊に先駆けてPVC製の支局章を使い始めた部隊でもあります!

2017年よりいくつかの部隊でPVC製支局章を使い始めていますが、中でもヒューストンは最も露出が多い部隊かつ、パッチのデザイン性も高く、その支局章は非常に価値が高いです。

そんな実物パッチを運よく入手することができました!
パッチとはいえ1万8千円もしましたが、FBI装備における最も希少価値が高いアイテムは他でもなくパッチであり、3万円しなかっただけ安く買えた方だと思います。

そんなヒューストンの部隊ですが、CRYEではなくアークテリクスのコンバットアパレルを使用しているのが特徴的です。現行のLA等でも使用されていますが、これについても他の部隊より早い採用でした。



《ジャケット装備》








ジャケットはきちんとしたものを着ておけば間違いなく格好良くなる魔法のアイテムです。

防寒も兼ねてARC'TERYX LEAFのAlpha Gen1を買いました。ミリタリー系装備はもちろん、FBIでもワシントンの部隊等が使用している定番アイテムです。定番であり廃版のアイテムでもあるので、FBI装備としてこういうスタイルに興味があれば早めに手に入れることをオススメします。



《FBI Sniper 2018》






FBIスナイパーはジャケットと大きなバックパックを手に配置地点へ向かうところがよく目撃されています。ロービスラックの使用例は一応ありますが、スナイパーはマルチ上下にハーフギリーの方が印象強いです。
いずれにしても、この写真もノリでやってみただけです笑



《PICO-DS》






FBI SWATの最新プレートキャリアです。昨年のNYタイムズスクエアでのカウントダウンの警備に出動していた隊員が初の使用例でした。直感で普及するとは予想していましたが、当たっていたのは少し自慢です笑
主に装備更新の遅かった部隊で使用されており、使用例としてはバルチモアが有名ですね。(ちなみにNYも都市の部隊ではありますが、意外にもよっぽどまでRGを使っていました)

バルチモアは実物支局章も持っているので再現はしやすいのですが、PICOは基本的に“盛らない”スタイルになるので、マルチカムも相まって味気ない雰囲気になりやすいです。
なので、申し訳程度に同じく採用しているアトランタの要素(PVS-31)を混ぜてみました。

話はそれますが、これを手に入れるまでのいきさつが酷いもので、はじめはTYRが在庫がないのを黙って上位版のAPCの方を送ってきました。納品書までバッチリ書き換えてある辺りぬかりなかったですが、そもそも頼んでないし、注目時のメールはDSで届いているので、すぐに問い合わせをしました。
幸いなことに担当者は丁寧な応対をしてくれましたが、返送はフェデックス指定、これも近くに営業所があったので本当に運が良かったです。また、そもそも在庫がないものだったので、私の分だけ優先的に作ると言ってくれましたが、それでも数ヶ月待たされました。
ここまでのやりとりが全て英語なので面倒くさいことこの上なかったです。まあ普通の人なら上位版のAPCが来たら、むしろ嬉しかったかもしれませんが……





あとは完全に元ネタなし!雰囲気だけそれっぽい!なスタイルを、たまには使用例に縛られずに羽目を外してやってみました。(本当は寒かっただけです)



《LE Wars Final》
遅れましたが、最後にLEWFでの写真をいくつか貼ります!
まず撮影して頂いた多くの方々には、本当に感謝しています。ありがとうございました!













はじめにRG合わせの写真ですが、ちょっと加工したら面白いぐらいに市民アカデミーでの訓練展示感が出ました。

このほかの写真も解説を交えて紹介します。









実際の訓練展示を元ネタにした逃走車輌の確保ですが、写真で見れば良い感じですが、実際は物凄い短い時間で皆さんと構成を練って、ぶっつけでやったので少しグダってしまいました。
それでも、そうは見えない雰囲気はここまで装備を磨きあげた皆さんと一緒にできたからです。LEWというイベントに圧倒的感謝!

こういうのは、いざやってみると本職の技術も訓練の賜物だなと感じさせられます。







セットアップとしてはLAベースにTampaを混ぜたような感じですね。ダンプポーチにアメリカ製のペットボトル(水)を入れたり、小物にも拘りました。


途中で着替えてマルチカム装備もやりました!





RG装備はLAでやっていましたが、MC装備は皆さんと合わせるためにTampaでやりました。


このほか初めてFBI Medic装備にも挑戦!













この装備はJPCを使ったフルMCな装備です。ラスベガスのMedicをベースに、ミスランのASAPをメディックバッグにしています。
グローブはNARPのブラックタロンです。

本当はPICOを使うつもりでしたが、前述の通りで間に合わなかったのでJPCで代用しました。結果としてはPICOより全然格好よく仕上がったので結果オーライです!


このメディック合わせに加えて、Hostage Rescue SymposiumのTシャツ合わせもできたのが嬉しかったです!
昨年LAの部隊等が主宰し、HRTも参加したイベントの限定品で、日本にはこの2着しかありません!





他にも夢に見たシチュエーションを数多くの楽しませて頂き、多くのFBIをはじめとしたLEの皆さんとも交流できて本当に最高でした!



さて、ここまで雑なりにも装備解説してきましたが、今後も時間があればミリブロは更新できたらなと思います。応援宜しくお願いします!!


ちなみに2019年の最新装備については調べはしますが、たぶん集めないと思います。2018年末の時点での最新LA装備を見るに、FBI SWATの格好いい装備のピークは昨年までかなーと思います……

果たしてどうなるか!?  

Posted by テンプラ  at 22:05Comments(0)FBI装備紹介

2017年11月28日

King Arms MDT LSS

今回は珍しくエアガン本体の紹介です。


『King Arms MDT LSS Tactical Rifle (DE)』













キングアームズ製のガスボルトアクションライフルです。M700にModular Driven Technologies Inc.のLSS Chassis Systemを組み込んだモデルとなっています。

MDTのライセンスを得ているため、シャーシ各部の刻印やサイズがきちんと再現されています。


LSS Chassis SystemはAR-15系のグリップとバットストックを使用することで、精度と使いやすさの向上を狙った製品です。

本体にはCAA社のライセンスを得たCBS+ACPとUPGが取り付けされており、このほか各種ガスブロ対応のグリップはもちろん、実物パーツも使用可能です。

なので、正確に言えばLSSな部分は画像のDEカラーの部分だけということですね。


カラーはBlackとDark Earthの2種があり、購入したのは画像の通りDEです。



なんでまたこんな銃を買ったかといえば、もちろんFBI SWATが関係していない訳ではないのですが、単純にボルトアクションライフルが一丁欲しかったというのが理由です。
FBI SWATとの関連性については後ほど……


このKA製LSSは発表時は一部で注目されていましたが、発売時の価格が高かったせいか、注目されただけで終わってしまったように感じます。
実際日本はおろか海外ですらレビューがされておらず、今回の記事が世界初かもしれないレベルです。



それではLSS本体を見ていきたいと思います。










中身は本体と説明書しか入っていません。また、説明書は同時発売のMDT TAC21と共通のものとなっています。


弾速はこのような計測値となっています。







海外製でこれなら充分ではないでしょうか。


また、ガスボルトアクションなので、ボルトハンドルがフルストロークで軽いのが良いですね。







ボルトハンドルを引き抜くのも簡単なので、メンテナンスも容易です。装弾はボルトハンドルを引いてからマガジンを入れます。

スコープマウントレール前方のダイアルがホップ調整ダイアルで、ホップ調整が簡単にできるようになっています。


実射性能としては、箱出しでも真っ直ぐな弾道で飛んでおり、問題なく使えると思います。

総評としては、性能も外観も申し分ないクオリティだと感じています。
他でモデルアップされておらず、ライセンス生産というところに大きな価値がある一丁でしょう。



続いて先ほどまでの写真でLSSに取り付けられているスコープを紹介します。


『Tac Vector Optics Marksman 3.5-10x44』










ベクターオプティクスの製品は、種別としては一応実物にあたり、実銃への取り付けもできます。

主に狩猟向けスコープのエントリーモデルを多数展開しており、実物とはいえ平均2万円程度と低価格です。このマークスマンも正規代理店で2万円くらいでした。(90日間の保証あり)

イメージとしてはノーベルアームズ等に近い感じですかね。それらのメーカーの海外番的な。


それでは中身を確認します。ベクターオプティクス製品はパッケージが特徴的です。










四角系ではなく三角形の箱に入っています。


内容物はかなり充実しており、これで2万円なら結構お得ですね。










スコープ本体、レンズカバー、キルフラッシュ、マウント、色違いの調整ダイアル、レンズクリーナーが含まれています。


取り付けた状態の前後はこのような感じです。







アイレリーフは3~4インチ程度で、3.5~10倍の倍率変更が可能です。

Marksmanは長さ335mm、重さ615g、衝撃耐性や防水及び霧耐性もあり、航空機グレードのアルミ素材でできています。


細かなスペックは公式HPにも記載されているので省略させて頂きますが、各部の作りや性能は一応実物というだけあって良くできています。
一般的なスコープの機能を全て押さえた、低価格なりにも実物らしい製品です。




さて、ここからはFBI SWATな話をしていこうと思います。

今回買ったLSSとMarksmanは直接的にFBIの装備とは関係ないですし、私自身FBI装備として使うつもりで買った訳ではありませんが『一応関連性はある』ということを前置きしておきます。


FBIは2017年より同MDT社のLSS Chassisを調達しはじめました。FBI SWATのSniper(FBI Sniper)がこれまで使用してきたHS Precisionのライフルも、採用より長い年数が経っているため、現在の装備更新の内の一つとして調達されています。

また、FBIが採用したのはLSSのXL Chassisで、キングアームズとはモデルが異なります。







主な違いはシャーシが前方に長く、ストックが同社のスケルトンストック仕様となっていることです。
もちろんストックパイプを取り付けてAR-15用向けパーツを使用することもできますが、FBIでは特にそこを弄ってはいません。

さきほどの通り、LSSの部分はあくまでシャーシの部分ですが、搭載されている元のライフルはこれまでとは違うようです。

公式HPの説明文には“ergonomics”というワードが含まれていますが、FBIはガンパーツにおいてエルゴノミクスなアイテムを好む傾向があり、近年使われているパーツ類は大体それを特徴としています。
なので、採用を知って公式HPの説明文を読んだときは「いかにも好きそう」と率直に思ってしまいました笑


いずれにせよ現状使用例はまだ少なく、今後も全面的に調達されるかと言えば、そうは思えませんが、これからが気になる一丁ですね。


そういうわけで『一応関連性はある』ということなのです。



スコープについては、FBI Sniperがよく使用しているLeupoldのMark6 3-18x44mmに代用品を探している過程で見つけたのが、Vector OpticsのMarksmanでした。







Vector Opticsもレプリカとして売り出している訳ではないので、こうして比べるとチューブ径こそ同じですが、見た目や長さは全然違います。

とはいえLeupoldの方は約40万円で、FBI Sniperの装備はそんなお金をかけて、わざわざやるような装備ではないですし、スネークスキン塗装してしまえば遠目ではわからないでしょう。

何よりも私もFBI Sniperがやりたい訳ではなく、参考にしただけなので充分かなと。







特にMarksmanに付属するマウントは、Leupold製のパクりで、こちらはスコープに対してシルエットがソックリです。
どちらかといえば、そっちに注目して購入したという感じですね笑



バイポッドは、FBIではHarrisのHBLを主に使用していますが、HBRも使用しています。







地味に重要なポイントとして、この首降りの調節を簡単にする“S” Lockが着いていたことから、こちらにしました。(後方のレバーのようなもの)

FBIはこの“S” Lockも併用しています。



そんなところで、FBI Sniper装備をやるつもりは全くありませんでしたが、参考にして組んでみた感じですね。







KAのLSS自体も非常に良いエアガンだったので、この記事が購入のきっかけや参考になれば幸いです。  
タグ :FBI装備紹介


Posted by テンプラ  at 15:00Comments(0)装備紹介

2016年12月30日

【装備紹介】サファリセブン!

今回はサファリランドの7TSホルスターをFBIにおける使用例と絡めて紹介したいと思います。







購入したのはフラッシュライト対応のGlock 20/21用のALS機構のものです。エジェクションポートの部分でロックをかけており、レバーを倒すことでロックが外れて銃をドロウできます。
レバーを倒さないと、どんなに引っ張っても抜けないようになっているため、本職からすれば銃を奪われにくい便利な機能です。
また、フラッシュライトはTLR-1やX300等の一般的なウェポンライトには大体対応しています。


この7TSシリーズは革やカイデックスに次ぐ新たな素材である“サファリセブン”という独自のナイロンブレンドで作られています。
その為、他の製品と違って“使い込んで馴染ませる”や“熱加工で調整する”といったことはできないため、サバゲー用として購入する際はお手持ちのエアガンと実銃とのサイズ違いに注意が必要です。

特にマルイ製グロックは実銃とサイズが違うため、無加工で使用するには20/21用で購入しなければなりません。これはサファリランド製ホルスターでは共通事項かと思います。



7TSホルスターには名前の由来でもある7つの特性があります。


①サファリセブンによって銃を傷から守る

これが何を言いたいかと言うと、カイデックス等の同社製ホルスターは、内側にスエードを貼ることで銃を出し入れする際の傷から保護していましたが、新素材であるサファリセブンはスエードを用いず、そのままの状態でも銃に傷を与えないようにできているのです。


②内部空間による埃や水からの保護

銃を収納した際に周りに空間ができるような構造になっており、底部には穴があります。これにより、降りかかってくる汚れ等が流れるように排除されるため、ホルスター内で銃が汚れにくいようになっています。
特に地面が砂のアウトドアフィールド、埃っぽいインドアフィールド等ではサバゲー的には大活躍するでしょう。底部の穴のおかげで内部の汚れも水洗いで簡単に落とせるので、帰宅後のお手入れも容易です。


③300℃の極端な熱にも耐える

④-50℃の信じられない冷えにも耐える

⑤どんなに深く水に沈めても形状を維持できる

とにかくタフなホルスターなので、長く使えること間違いなしですね。


⑥マットな仕上げによる低反射

私が撮った写真がまさに示している通り、光による反射が少ないロービジ性を持っています。
また、滑らかかつサラサラの表面なので、クリーニングも楽にできます。


⑦全ての同社製ホルスター用オプションに対応

後述するQLSやUBLをはじめとした様々なオプションに対応しているので、自分好みにカスタマイズができます。


これだけでなく、本体固定ネジを外せば分解することができます。





ただ、そのネジが非常に硬いので、最初に分解する際はネジがなめないように気を付けたいところです。サイズが適したものを買えば、特に分解や加工の必要はないかと思います。


使用感はロックしているレバーを少し倒すだけでよく、加えて僅かに銃が跳ねるように出てくるため、比較的に素早い射撃に向いているように感じます。また、本体が斜めにカットダウンされているため、素早くホルスターに戻すことも可能です。
そうでありながらも、銃が奪われにくいというのが本職の方には良いのかもしれませんね。



FBIではALS機構でフラッシュライト対応のコンシールメントタイプを使用しており、FDEとBKの二色を使用しています。





使用例としてはFDEがほとんどなので、私も同色のもので購入しました。

FBIの場合はホルスター本体とは別にQLSキットとローライド ベルトループ、あるいは6004-27を組み合わせて使用しているようです。

私は既にBKの6004を持っていたので、レッグホルスターが2つあっても仕方ないのと、単純に魅力を感じたのでUBLの方を選びました。





組み込み自体はそれぞれに専用の取り付けパーツと六角レンチが付属しているため、特に工具等を用意する必要はありません。

組上がったものがこちらになります。





2016年の最後に2016年のFBI装備を代表するアイテムを買えたという実感が湧きますね。
(後で修正しましたが、よりFBIらしくするなら気持ち前側に傾けるように固定しましょう)


ローライド ベルトループについてはFDEだけでなくBKも使用しているほか、FDEのホルスターにBKという組合わせもあります。
ループの幅が2インチと太めなので、普通のベルトではなく、同じ2インチの太さのリガースベルト等での使用がベストでしょう。私はUCLA銃撃事件時の装備を参考にTac-Tのマルチカムのものを使用しています。

使用例は6004-27の方がUBLより若干多いですが、間にQLSを使用していることや、同じ事件でどちらの使用例も見られたりすることから、隊員の好みで使いたい方を使用しているように見受けられます。QLSのは状況に合わせてホルスターのタイプを直ぐに変えられるのが便利ですね。

それにしてもUBLやQLSの色がさりげなく違うことがあるのが不思議ですが、そういうのもオシャレで良いと思います。



お値段は3点全て買っても比較的に安く、現用FBI装備を集めている方で、まだホルスターを持っていない方は検討してみてはどうでしょうか。

  


Posted by テンプラ  at 02:59Comments(0)装備紹介

2016年10月12日

【装備紹介】本物の帽子

今回もまたレアなものを入手しました。







一見どこのミリタリーショップにでも転がっていそうなキャップですが、こちらはFBI SWATに納入された帽子と同じものを特別仕様にカスタムして頂いたものです。










実際に納入されているのは、日系人の隊員も多いサクラメントの部隊になります。

米国旗がパッチではなく刺繍縫い付けで、下地となる帽子が有名ブランドのFLEXFIT製なのが特徴的です。(色はTanではなくLoden)
サイズはアジア人には標準のL/XLで、調整不可のため私には若干緩いですが被ることができて安心といったところです。深さは比較的に深め。


販売及びカスタムをしてくれたのはHDG Tacticalというアメリカはカリフォルニア州の小さな企業です。
どれぐらい小さな企業かと言えば、家族経営のレベルの本当に小さな企業です。しかしながら、数多くの法執行機関への納入実績があり、ユーザー(本職)からの信頼も高いのが特徴です。







基本的に口コミ等で顧客を獲得してきたであろうローカルな企業なので、当然のことながら本来は日本(国外)への発送を行っていません。

では何故入手できたか?というところですが、たかだか帽子でもここまで装備を集めて来て今更“レプリカ”や“似たようなもの”を買う気にもならなかったので「ダメ元で問い合わせちゃえ!」ということで直談判することにしました。
キャップという、いつでも使える無難なアイテムだからこそ拘りたいところですよね!


そして、日本への発送を対応できないか聞いてみたところOKを頂いたのです!

とは言ったものの、突然の日本人からの問い合わせの時点でもなかなかアレですが、FBI SWATと同型のものが欲しいと聞くと「IDかバッジか何か証明できるものを見せてくれないと無理」とさすがに断られてしまいました笑

本職に納入しているだけのことはあります…… こうした点でも信頼があるからこそ数々の法執行機関が依頼してくる訳ですね。


そして交渉の末に代案として特別仕様で作ってくれるという話になり、こうして完成したのが今回のものになります。


何が本職の仕様と違うかと言うと、所詮は帽子なので大差はないのですが、同社の売りのひとつであるEYEKONが違います。
EYEKONは一目でおおまかな組織がわかるような、まさしく“アイコン”の役割を持つ刺繍で、HDG独自のものです。これが本職の仕様とは少々異なる、というより通常の仕様となっています。







(大統領に被って頂きました)


本職に納入されたモデルはポリス シールドのものが刺繍されています。
このEYECONは基本的に本職でない限りは通常の仕様しか選択することはできないそうです。

特別仕様とは言いましたが、正確にはノーマル仕様なので、無難に使えるEYECONと言うべきですかね。


そして最も大きな違いは『SACRAMENTO』などの文字が背面にありません。







そもそも本職でない限りそうした刺繍には対応できないのですが、正直それがあると装備の地域がサクラメントにピンポイントで限定されてしまうことや汎用性等から考えて結果オーライでした。

FBI SWATはもちろん、シューターやミリタリー等のどんな装備にも合わせられますし、ベースがファッション用途のFLEXFITなので、普段使いもしやすくて好都合です!


製作依頼をかける度に、本職の方の製作分で忙しいようで、本当に信頼と実績のある企業であることを感じさせられます。

結局この手のキャップはいくらでもありますが、今回のものはやはりタグと刻印(刺繍)、FLEXFITというところだけに価値があるアイテムでしょう。
(FBI SWATに納入されたものと同一という点で)



HDG Tacticalとは良好な関係にあるので、機会があれば同社製品を入荷しようかと思います。  


Posted by テンプラ  at 10:29Comments(0)FBI装備紹介

2016年06月29日

【装備紹介】FBI SWATの頭

今回はFMAのOps-Core Sentry Helmet (XP) FGのレプリカをレビューしたいと思います。










あれ?出てたの?という感じですが、実は2015年の12月にはリリースしていました。



【Sentry Helmetとは?(実物の解説)】
Ops-Core社がACHを参考に開発した「歩哨」の名を持つヘルメットで、ACH同等の防弾性を持ちながら、重量はその1/2ポンドと軽量化を実現したヘルメットです。

単にACHのように耳までカバーするだけでなく、各種ヘッドセットとの併用もしやすい設計になっています。また、専用のバイザーやフェイスガードを取り付けることも可能です。

世間的にはトルコ兵を救ったヘルメットとして有名になりましたが、FBI SWATでも採用されており、同部隊を象徴するアイテムでもあります。







本当は米陸軍等に売りたかったのでしょうが、実際のところFBIを含む一部の法執行機関でしか採用されず、民間にもウケは良くなかったのでOps-Core製品でありながらも知名度の低いヘルメットとなりました。


【外観】
レプリカのヘルメットでは界隈でも有名なFMAだけあって、よく再現できています。

細かいバリ等はありますが、大陸製レプリカにしては完成度も高いと思います。
表面も実物のようなザラザラ感があり、ツルツルでプラ感丸出しのEmersonとは比べ物にならないですね。(レプFASTバリヘル比)


【色】
残念なのは色味ですね。これもFMAでは有名(?)な話ですが、相変わらずFG(フォリッジグリーン)がFGの色味じゃないです……

フォリッジグレーとしか言い様のないほどグレーが強く、グリーンの要素は皆無と言ってもいいでしょう。

この点ではEmersonのFGの方が実物に近い色味のように感じます。
FMA公式HPの画像では、もはやグレー通り越してホワイトですね。

いずれにしてもFMAの「FG」には端から期待はしていなかったので、速攻でファーストスピアのヘルメットカバーを装着しました。


(とはいえ、そこまで酷い色味でもないですがね)


【サイズ】
以前EmersonのL/XLのヘルメットを使用していたので、今回もL/XLのサイズで購入しました。

頭の大きいアジア人にはL/XLがスタンダードと言われています。実際Emersonの時もそれでピッタリでしたが、FMAのものはEmersonと比べて気持ち大きめに感じました。

個人差はあると思いますが、私の場合はM/Lでも案外行けたのでは?とも思っています。

いずれしてもヘッドセットとの併用を前提として購入するのであれば、L/XLを買っておくに越したことはないと思います。


【調整】
オプスコアのヘルメットと言えば、調整の利くダイヤルライナーが有名ですね。

このSentryヘルメットは実物もそうなのですが、ワームダイヤルという仕様になっており、FMAはここも完璧に再現しています。





ワームダイヤル自体は正直ダイヤルライナーと比べるとイマイチな気がします。
不便ではないですが、あえて変える意味はあったのでしょうか?
こればかりは「オプスコアのみぞ知る」ってやつですね。


【内部】
クッションがクッションしています。





何を言っているんだと思うかもしれませんが、一度Emersonのものを使用したことがある人なら共感してくれるはずです。

オプスコア型の共通ですが、ヘッドセットを内側にセットできます。こうすることで多少は被りやすくはなりますが、いずれにしてもヘッドセットと一緒に被るのは相変わらず苦労させられます。


【付属品】
レールなどのパーツが付属しています。また、開封時はゴーグル用アタッチメントが取り付けられていますが、FBI SWATではこれを外しており、細かくも重要なポイントなので私も取り外しました。





一番困るのがベルクロキットです。"付属品"ではなく、最初から貼っておいて欲しかったですね……

良くも悪くもせっかくなので、本職の画像を参考に細かいミリ単位で綺麗に再現してやろうと一生懸命貼りました笑

サイドレールとの間に1ミリ程の隙間があると結構良い感じです。
正直細かすぎてどうでもいいんですけど、僕はそういうところまで拘りたい人なので、良い機会だと思ってそうやってみました。


【流通と価格】
まだ国内ではあまり流通していないようですね。私が購入した時は発売から間もなく、尚更という感じだったので、いつも通り個人輸入しました。

送料含めて日本円にして約1万円と、FMAの製品としては国内相場と変わりありませんでした。


現状SentryのレプリカはFMAしか販売しておらず、実物は約18万円というトンデモ価格(命を守る物と考えれば安いかもしれませんが……)なので、これで充分な気はします。

そもそも実物については民間にあまり出回っていないので、手に入るかも怪しいですからね。


【総評】
まあFMAですのでコスパは非常に良いです。

……ただ、やはり色味だけはどうしようもない! 正直作りの善し悪しよりも、目に見える欠点としてのグレー感が否めない。

FBI SWATもそこまでヘルメットカバーを使っているワケじゃないですが、カバーで隠してしまうのが無難な気がします。


総評ついでにFirst Spearの各種ヘルメットカバーの着用感を見てみたいと思います。
(まあ、無いよりは確実にマシ)

現在のセットアップはHybridのマルチカムに、FMAのL4G24(TAN)を取り付けています。





マルチカムにしたのは、ヘルメットカバーだけです。こうすることで最新装備の通っぽさが出て良いんですよ。


続いてStretchのRG。圧倒的な安心感!





3年程前から使われているので違和感もありませんね。FMAの残念なグレーとサヨナラです。


マルチカムならHybrid、RGならStretchを選ぶのが無難でしょう。
いずれしても実物カバーを装着することで、ヘルメットがほぼ覆われることもあり、レプリ感が一段と薄れます。たかだか布切れに約1万円は高い気もしますが、それだけの価値はありますね。

ちなみにカバーのサイズはどちらもL/XLで買いましたが、M/Lサイズでも案外良さそうですね。

  
タグ :装備紹介


Posted by テンプラ  at 15:03Comments(0)装備紹介

2016年02月12日

【装備紹介】ダイナミックなプレキャリ

遂に手に入れたぞぉぉぉぉぉーー!!!!!!












Diamondback TacticalのDTAC(RG)です!
(もちろん新品)


こんな箱に入っていました。





たかがダンボールにまで「とりあえずタクティカルって書いておけばいい」みたいな風潮が滲み出ています(苦笑)



DTACは、FBI SWATで現在本格的に採用が始まったプレートキャリアで、2016年に入ってから多くの使用写真が出ています。





DTACは入手方法が限られています。また、使用例も最近ようやく出てきた物です。

そういった実情を考えれば、(もちろん根拠はありませんが)恐らく日本で最初にこれを手にしたのは私で間違いないと思います!(投稿時点)




物が物ですし、需要もないと思いますが、軽く解説しようと思います。


【DTACとは】
AW-FAPCR(以下FAPC)の後継型のプレートキャリアで、FBI SWATのために設計されました。

名称はDynamic Tactical Assault Carrierの略ですが、そんなにダイナミックな感じはしません。


【内容物】
カマーバンドは標準で付属しています。





・本体
・カマーバンド
・サイドプレートホルダー
・滑り止めバンド
・ITW Nexus Web Dominator ×2
・取り扱い上の注意(紙)
・DBT製品共通の取り扱い説明書


【サイズ】
LサイズのみのOne Size Fits Allです。

肩の長さを調節できるため、どんな体格の方でも着用できるようになっています。私はかなり細身な方ですが、調節することで問題なく着用できています。


【カマーバンド】
FAPC系統の特徴でもありますが、カマーバンドは取り外すことができます。取り外せば、内側のファステックスのみとなるので、装備の軽量化に役立ちます。





また、同じく取り外し可能なホルダーを使用すれば、サイドプレートも使用することができます。

このように臨機応変に使い分けられるのが大きな特徴ですね。


【フロント】
カンガルーマグポーチがウェビング一段分下がり、マガジンがその分露出するので、抜き差しはしやすくなりました。







ただ、内側がベルクロになっており、同社製インサートの使用を前提としています。そのためカンガルーマグポーチを使用したいのであれば、追加で5000円が必要と考えた方が良いですね。

DBT製カンガルーマグポーチとの併用は多いので、後で困らないようにまとめて購入した方が良いですね。


何より嬉しいのはベルクロウェビング!





FAPC2でPTTの配置に悩まされていたので、ようやく収まって一安心。


【リア】
カマーバンドを取り外せるだけあって、背面はカマーバンドを固定(収納)できるようになっています。





また、やはり法執行機関向け製品なので、背面にもベルクロウェビングがあります。
法執行機関と言えば、前後に所属を表す大きなパッチを貼るのが定番ですから非常に助かります。

ちょっとしたTipsですが、今までFAPC2を使っていた私は、背面へのパッチをベルクロテープで貼り付けていました。





ベルクロテープはダ○ソー等で入手できるので、背面へのパッチ貼り付けに困っていた方は参考までに。


【ショルダー】
肩の部分にMolleウェビングが追加され、無線機関連のコードが通し易くなりました。





ITW NexusのWeb Dominatorが標準で2個付属します。ショルダーアーマーを使用する際に余ったウェビングを束ねるために付属しているようです。

また、肩幅の調整がやりやすくなった分、逆にフレキシブルすぎて少しズレ易いです。
肩幅固定のFAPC2の方が、その辺はしっくりきて良かった気がします。


【総評】
これまでのUTOCやFAPCといったDBT製品は、オールドスクールなシンプルな作りでした。

DTACはそれらの良さを残しつつも現代的な改良が加えられており、FBI SWATが使用するにあたって、現在の情勢に相応しい仕様になっていると感じます。

FBI SWAT装備だけでなく、サバゲーやシューティング等の装備としても機能的で良いですね。




簡単にレビューしてみましたが、早速サバゲーに持って行ったので、着用写真でも載せようと思います。





現在はDBTの閉業によりDTACの入手はより厳しいものとなっています。  
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Posted by テンプラ  at 11:00Comments(0)装備紹介

2015年12月15日

レプリカからはじめるFBI SWAT装備

⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠

2015年執筆の記事なので情報がかなり古いです。
現在は以下のリンクのnoteにブログを移行しました。
同様の記事を最新版にて、今後更新する予定ですので、それまではこちらの記事も見つつ、noteでも応援頂ければ幸いです。

https://note.com/tempurale

⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠⚠






※ たとえレプリカでも真剣に『FBI SWAT装備』を集めたいという方を手助けするための記事です。

※ あくまで『SWATの解説』であり、『HRTとはそもそも全く別の部隊』なので装備も当然違います。HRTをやりたい方はこの記事を一切参考にしないで下さい。




装備は他者を魅了する『センス(攻撃力)』と他者から身を守る『説得力(防御力)』、そして装備に一貫性を与える『コンセプト』が重要と思います。
この言葉は友人からの受け売りですが、私自身の経験からも非常に納得できました。


ゲームに使う装備は『使いやすさ』だけで選べば良いですし、外観的『格好よさ』を意識するならセンスを磨くことに専念すれば良いです。

それでも、わざわざ「○○装備」という枠組みに入るのは、やはり『元ネタ(本職等)』への憧れが大きな理由かと思います。
ならば「装備指摘」という言葉も騒がれる昨今の界隈で、防御力を高めることは指摘から自身を守るだけでなく、憧れの装備へ近づくことにも繋がります。

何か『○○装備』をはじめるなら、まず防御力すなわち『説得力』を上げることに専念しましょう!



今回は実在のLE特殊部隊である『FBI SWAT』の装備をするにあたって、説得力を高めるために『使用例』を意識してレプリカで揃える方法を紹介したいと思います。















『使用例』というと何となく敷居が高そうに見えると思います。実在部隊の装備の場合、確かに装備を調べられる知識と時間がなければ難しい要素ですが、このブログを通して「何を使っているか」がわかれば、後はそれを買うだけです。

良く言えば物を買う基準が「使っているか否か」だけになるため、必要最低限な買い物で済み、使用例を意識するほどコスパ良く説得力ある装備にできるのです!


この『使用例』という要素は、その装備に説得力を出すうえで最も重要なことで、それを「何使ったっていいでしょ」と言ってしまったら、それこそ「○○装備」ではなく『自分がカッコいいと思う装備』になってしまいます。

それでは装備系イベントにせっかく参加しても、使用例を拘っている方々からは一緒に写真に映ることを敬遠されてしまったり、一番重要な『それっぽさ』よりも『サバゲーマー感』のほうが増してしまう可能性もあります。


……ですがFBIの装備を集めたい方は、この記事があるので安心して下さい!!
(この記事から逸れることなく集めれば大丈夫です)





(実物を使った場合の参考例)




今回は攻撃力に関する解説はしません。攻撃力とは主に『ギアのセットアップ(配置)』です。(動画撮影するなら『動き』)
例えば「本職特有の配置」や「わかる人にはわかるポイント」を上手に盛り込み、いかに装備から本職の雰囲気を醸し出せるかが攻撃力となります。

そして攻撃力を上げるためにも、その根幹となる『コンセプト』が重要です。FBI SWAT解説記事に書いた通り、FBI SWATは地方局ごとに部隊が分かれているだけでなく、装備の特色も部隊によってかなり違います。

特にレンジャーグリーン(RG)かマルチカム(MC)どちらの装備(年代)にするかは、買うものが大幅に変わるので最優先で決めるべきコンセプトになります。


セットアップやコンセプトに迷っている方にはオススメの参考書を2冊紹介しておきます。

王道RG装備ならアームズマガジン編集部より発売中の『ミリタリースタイルブック』が決定版!




(Amazonや書店、電子書籍で購入できます)






人気のLA Divisionのセットアップ参考例です!


続いてFBI装備として流行りのMk4 FEDカスタムを使いたい方にはMC装備、そしてGman装備を解説するLE装備特集が掲載のトランスワールドジャパン発刊『PEACE COMBAT #39』が最適です!



これらがオススメというのも、いずれもFBI SWAT装備の解説には、この記事を書いている私のスタイリングが掲載されているからです。
あくまでセットアップの参考例なので、掲載の組み方が絶対的な正解という訳ではありません。

しかし長年FBIを研究し、世界一FBIの装備に詳しいと自負する私が、はじめて『教科書的スタイリング』を意識して組んだ装備なので、掲載品同様のモノを使わなくてもセットアップの参考にはしやすいと思います。(自分で自分を参考にするレベル)
よろしければぜひお手にとってみてください!



『装備』をより良いものにするには攻撃力/防御力/コンセプトは、本当に本当に本当に重要な要素なので、よく覚えておいてください。



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続いて装備の買い進め方や購入前の注意等についても説明します。

「なかなかギアの解説に入らないな」と思うかもしれませんが、それもこれもひとえに『あなたに余計な出費をせず、最短・最安で装備イベントに参加できるレベルの装備を揃えて頂くため』です。

私としても“なんちゃってFBI装備”を布教したい訳ではありません。
過去にテキトーに買ったが故に一式すべて売った装備もありましたが、皆さんには『FBI装備』でそうなって欲しくはないです。

装備を集めるのはサバゲーマーと比べれば、苦難の道ではありますが、その先には単なるサバゲーマーでは経験できない体験や出会いもあるはずなので、急がず焦らず着実にどうかついてきてください!!






はじめに装備を買うにあたって、実物は高いぶん使用例通りに買って終わりですが、レプリカは安い代わりに色味等に拘って意識しないと、かなり「安っぽさ」が漂います。
レプリカで安く済ませたいなら、実物との数千〜数万円の差を色味や細部への拘りで補う努力は必要です。

(ちなみに色味は本当に妥協しないほうがいいです。たかだか色、されど色、些細な違いで写真映りが大きく変わり、その結果買い直しをする人を何人もこれまで見てきました。もちろん私もその経験者です)



解説する装備年代としては『2016年〜2017年』の頃の装備を中心に紹介します。







新装備更新の初期段階で、使用例が多様な時期だったからです。(年代別装備の変遷を参考に)


年代や部隊(地方局)などのコンセプトをきちんと定め、それに合ったキーアイテムを収集し、一貫性のある装備に仕立て上げていきましょう!!




【オススメの集め方(購入順序)】

①プレートキャリア
②パッチパネル ×2
③ホルスター
④ポーチ類
⑤無線機器(PTTやヘッドセット)
⑥コンバットアパレル(BDU)
⑦ヘルメット
⑧実物への置換
⑨実物小物


まずFBI SWAT装備最大の利点は、AgentあるいはGmanとも呼ばれる『捜査官』の装備も兼ねることができることです!







装備が共用なので、FBI SWAT装備が揃うまでGman装備として楽しめます。

プレキャリ周りとホルスターから優先的に購入し、ひとまずGman装備ができれば、単純に「サバゲーもできる装備」として十分でしょう。

その後はPTT等の『年代やSWATを象徴する』キーアイテムを整え、最後にGman装備をFBI SWAT装備へ大きく変えるためのヘルメット等のギアを購入する流れならば計画的に『FBI装備』を集められます!



私は上記のような集め方で、まずは遊べる程度にレプリカで装備を一通り揃えて、そこから買えるものから徐々に実物へ買い換えていくという集め方をしてきました。

いきなり実物で揃えるとなると完成が遠退いてしまうため、まずは気楽にレプリカから入ることをオススメします。また、一通り揃うまで「ゲームに必要ない装備」のレプリカの購入は避け、そういったものは最後に実物で買っていくと、無駄金がないほか装備も引き締まります。



それでは以下の内容が説得力を高める一助になれば幸いです。



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【プレートキャリア】(以下プレキャリ)
最初に買うべきFBI装備のスタートラインであり、胴を覆う大きさのギアなのでコストのかかるアイテムです。出だしでハードルが大きいですが、目立つ部分なので、ここをケチるなら端から金のかかる装備なんてやらない方がいいです。

逆にひとまずこれがあれば私服等を用いてGman(捜査官)装備として始められるので、自分の理想とする完成系に適したものを最初に選びましょう。







①S&Graf UTOC レプリカ (RG) ― DBT UTOC
FBIに様々なギアを供給していたものの、現在は倒産してしまったDiamondback Tactical(DBT)社の、FBIにおけるRG装備最盛期に使用されたUTOCのレプリカ。

今からレプリカで集めようと思うようなあなたは、まだ装備趣味者よりもサバゲーマーとしての金銭感覚が根強いと思います。プレートキャリアに1万5千円超えは高いと感じるかもしれませんが、これでも実物の国内流通価格の10分の1くらいと思えば、いかに良心的なお値段かわかると思います。
レプリカでFBI装備を集めたいあなたの救世主ともいえるアイテムなのです。

実物とは似ても似つかない色味ですが『この形状のものが、この値段で買える』というのは、はじめる敷居をグッと下げてくれています。
どちらかといえばボディーアーマーに近いので、細身の方には後述のプレキャリをオススメしますが、RG装備時代の鉄板アイテムなので、オススメ度は一番高いです。

ちなみに今となっては希少なレプリカですが、過去に販売されていたスモールモンスター製レプリカは色味もよくできていたので、ヤフオク等に出ていれば狙い目と言えます。
実物が一番ですが、手に入るならばエスグラよりこちらを使ったほうがいいです。


②Flyye FAPC Gen2 (RG) ― DBT AW-FAPCR
FBIで使用されているAW-FAPCRの前世代型であるFAPC2のレプリカです。正面こそFAPCRの見た目に近いですが、実際のところ使用例はなく、カマーバンド(側面の帯)の固定方法などが異なるため、背面から見るとやはりFAPCRとは別物感があります。

国内では品薄ぎみなので、FAPC Gen1のレプに別売りカマーバンドを合体させるのもアリですが、今現在わざわざそうするならエスグラUTOCを買うほうが賢明です。いずれにしても背面のカマーバンドの繋ぎ目は、何かしらのポーチ等で隠した方が良いです。
特に調節ウェビングの余りはカットを忘れずに。長いウェビングをだらーんと下げているのは、みっともないうえ非常にダサくなります。


③TMC CPC (RG) 後期ロット ― CRYE CPC
CPCの使用例は数えるほどしかないので、これを買うぐらいなら①②のいずれかに同じ額を払うほうが賢明だと思います。

更に使用例の少ないRGのJPCや、全く使用例のないような例えばLBT6094のレプリカだとか、そういうものを使うよりかはマシなぐらいです。

もし購入する場合はロットに注意して下さい。最近流通しているモデルは色味が多少良くなったので大丈夫ですが、数年前の売れ残りなどの場合、色味がかなり灰色っぽくて変です。


④TMC JPC (MC) 実物生地使用モデル ― CRYE JPC
RGのFBI SWATに興味を持つ人が多いですが、近年のマルチカム化してからの装備に興味がある方はこちらがオススメ。

マルチカム化してから様々なプレキャリが使用されていますが、最もよく使用されているのがこのJPCで、FBIと限らず多くの特殊部隊での採用実績があります。そのため他の装備への流用性も高いです。

マルチカムで揃えるなら、好みに応じて同じCRYEのプレキャリのJPC2.0やCPC、AVSのレプリカでも大丈夫です。とはいえ無難どころはJPCですが。

いずれにせよ必ずTMC製の『実物生地使用モデル』を買いましょう。それ以外はナシです。



【マガジンポーチ】
FBIは法執行機関ということもあり、マガジン携行数が少ないです。マグポーチの盛りすぎは違和感が出るので注意しましょう。







①FMA Fast Mag Gen2 ― ITW Fast Mag Gen3
Molle用の方を1つだけプレキャリ前面、あるいはカマーバンドに着けるのがベター。FMAは安価でMolle用とベルト用のお得なセットになっていますが、ベルト用は基本的に使いません。
レプはGen2仕様なので2本ある固定バンドのうち下側を切断して、Gen3風にすれば説得力を更に増すことができます。

色はFGがベストですが、別色も問題なく使用可能です。また、本当にイレギュラーで唯一の例ですが、参考写真のメディック隊員はFMAのタンのレプを使用しています。(FMA製は1km先からでもわかるレベルのいかにもレプリカ色なので注意)


②DBT M4 Mag Pouch (RG) ― 実物
FBI装備に欠かせないDBT社の実物ポーチ。同社の倒産につき新品で入手するのは難しいですが、昔は米軍と大口契約をしていたことあり、国内でも放出品店で安価に入手できます。むしろ放出品として売られている旧ロット品の方が使用例として適しています。(放出品店で相場3000円程度)

ラジオポーチの代わりとしても使えるので、FBI装備における汎用性は高いです。


③FLYYE Pistol Mag Pouch (RG) ― DBT Pistol Pouch
こちらはDBT製ピストルマグポーチと構造が同じものです。上記M4用と比べて実物が少し手に入り難い印象なので、レプを紹介します。
2連または3連のお好きな方を前面、またはカマーバンド、あるいはベルトに取り付けします。
TMCにも同タイプのものがありますが、メーカーはプレキャリに合わせましょう。


④TMC TACO Double Decker Mag Pouch ― HSGI TACO
TACOはダブルデッカー以外にライフル及びピストル用のシングルを使用している例もあります。
画像の通りRGも使われていますが、どちらかと言えば装備がMC化してから、MCカラーでの使用例の多い現行装備向けアイテムです。
現在は改善されているかもしれませんが、レプは非常にマガジンが抜け落ち易いのが欠点です。マガジン破損につながる致命的な欠陥品もあるので、TACOを使いたいなら安物買いの銭失いにならないよう実物を推奨します。


ガンガルーポケット以外の外付けマグポーチは、ライフル用が1本分、ハンドガン用が2または3本分が基本的です。もちろん例外もありますが、これ以上は“通常よりも盛る”スタイルになります。
マガジンはM4の場合、上記ポーチの1+カンガルーポケットの3+最初に挿している1=5本が最大携行数となります。
サバゲー的には少ない携行数ですが、ゲーム中も本職の気分を味わいたいのならば我慢するほかないです。こういう装備をやっている方だと、あまり気にする方も少ないとは思いますが。

ちなみにマグポーチは何なら着けないに越したことはないぐらいです。



【その他ポーチ】
装備により説得力をもたせるのが“サバゲー”には不要なポーチ類です。これらのポーチの選択や配置により“らしさ”を高めることができます。
とはいえサバゲーには不要だからこそ、メインの部分を揃えるまで買わず、最後に実物で買って整える方が良いと思います……







①TMC 9022B Medical Blow-out Kit Pouch (MC)
LBTの有名なポーチのレプリカです。プレキャリかベルトの背面に着けるのが一般的です。
RGも使われていますが、TMCのラインナップには残念ながらありません。


②TMC Short Radio Pouch (RG)
DBTのユニバーサルラジオポーチに似ていますが、形状は微妙に異なります。FLYYEにも同タイプのものがあるので、メーカーはプレキャリに合わせましょう。
とはいえ、このポーチ自体はあまり使われていないので、やはりラジオポーチにはDBTの実物M4用マグポーチを使う方が無難かと。


③FMA Eleven10 TQ Case レプリカ
年代により異なりますがコヨーテ、RG、MCと使用例があります。
中に入れるCAT(止血帯)についてはレプリカもありますが、放出品店やヤフオクを探せば、実物の新品が同じような価格帯で入手できると思います。


④5.11 VTAC カフケース ― 実物
手錠用ポーチには手頃なレプリカがないので、買うならば選択肢は実物のみです。
こちらよりも好ましいギアはありますが、購入も容易で価格も安いとなると5.11製ぐらいしかありません。FDE以外にBKも使用されています。
CONDORのMA47カフケースのBKでもOKですが、理想を言えばDBTあるいはEagle、マルチカムならHSGIのシングルカフポーチが理想です。相場は5.11とも2,3千円の差しかありません。



【PTT(Push to Talk)】






①AS Type Dummy DUAL PTT ― AS Warrior Dual
現用FBI装備におけるPTTの決定版、Warrior DUALのダミーアイテム。GmanからSWATまで幅広く使用されています。装備や銃の組み合わせによっては絶対に外せない超重要アイテムです。

ダミーアイテムなのでヘッドセットや無線機と繋ぐことはできても、交信はできません。プレキャリが目立つLE装備においてはPTTが重要となるので、見た目や雰囲気を重視したい時はこちら。

(本体購入ページ)

2016年以降の装備ではキーアイテムであり、どうにも欲しかった筆者がDMM 3Dプリントにて誰でもいつでも買えるように企画したものです。

チャレンジキットなので説明文にある通り、自分で塗装や組み立てを行う必要がありますが、現地価格がそもそも10万円以上のものなので、冒頭で述べたようにレプリカはその価格差を補う努力が必要です。

固定方法は黒のタイラップなんかで大丈夫です。実際にそういう例があります。


②Emerson Silynx C4OPS (Classic) (TAN)
上記に対して、交信できるPTTがこちら。
使用例としては2015年よりも前が主流なアイテムで、現用となると下記のProと合わせても片手指の数も使用例がない古いギアです。現在のFBIにおいては、もはやイベント時の子供に遊ばせてあげる用のオモチャと化しており、FBI装備としては無線機を多用したい時の“サバゲー用アイテム”な位置付けです。

Z Tacticalにも同PTTのレプリカがありますが、リアルさはEmersonの方が圧倒的に上で、Z Tac製はオモチャ感が否めません。ただし、Emerson製は実物仕様のピンになっているようで、Z Tacのヘッドセットには対応していません。
TCAのCOMTAC Ⅲなら一応使用できましたが、ヘッドセットがZ Tacならば、どのみち使用できないので①を選ぶ方が無難でしょう。


③Emerson Silynx C4OPS (Pro) (TAN)
こちらは上記Classicの後継型のレプリカで、解説としてはClassicと同様ですが、Classicと比べると使用例の少ないギアです。
使われているには使われているので、使用していても変ということはありませんが、いずれにせよ現用装備としては古めなギアとなります。


年代の特徴が表れるアイテムで、装備の説得力に大きく関わるので、きちんと目指す装備に合ったものを使用することがポイントです。



【ヘッドセット】






①TCA COMTAC Ⅲ
国内ではあまり流通していませんが、SWATが使用するヘッドセットでは鉄板とも言えるコム3のレプリカです。TRI(TCAの旧名)製でも大丈夫です。

Z Tacにもレプリカがあり、価格も同程度ですが、リアルさは段違いでヘッドバンドも謎の迷彩柄ではなく革となっています。
そして、現在では同じ価格帯でTAC-SKYという新たなブランドも加わり、こちらはジェルパッドやPTTも付属したりとバリエーション豊か。今買うなら先に上げたTCAよりもTAC-SKY製のほうがオススメです。Amazonでも買えますが、デュアルモデルでなくシングルモデルで買うように注意して下さい。

ど〜〜しても購入が難しいなら妥協してZ Tac製コム3でもいいですが、間違いなくTAC-SKY製を買い直しているあなたが想像できます。

以下に一応使用例のある他のヘッドセットも記述しますが、晴れてコム3がレプリカ化された今、あえての外しでもない限りコム3以外の選択肢はないと思って下さい。


②Z Tactical COMTAC Ⅱ
コム3のレプリカが売ってるなら、それ以外は買わないで下さい。在庫がない等のやむを得ない場合や、特別な拘りがある場合の選択肢が②③④です。

Z Tac製を買う場合はロゴはリアル化ステッカーを使用して隠しましょう。大抵このステッカーが付属した状態で売っていますが、稀に付属していないことがあるのでご注意を。
これがないと“ レ プ リ カ ”な主張がキツいです。


③Z Tactical COMTAC Ⅰ
使用例はほとんどない。とにかくZ Tacのロゴは隠しましょう。クソダサいです。


④Z Tactical Sordin
使用例が少なすぎて特筆することもないです。



【ホルスター】






ホルスターは自分の大切な愛銃を守るためにも、銃がすっぽ抜ける危険のあるレプリカ製品はオススメしません。実物の7TSホルスターは1万円もしないですが、自分のハンドガンがどうなろうが構わず、それでもケチるなら以下の超絶ビミョーな選択肢があります。





①TMC 6X77 QLS Holster Set (BK)
現用装備を代表するギアの1つであるサファリランドの7TSホルスターの代替品として、こちらを選定しました。ハンドガンがグロックの場合の選択肢となりますが、ウェポンライトとの併用はできません。

ホルスターそのものは7TSとは構造も違う全くの別物ですが、ユニバーサルベルトループ(UBL)に加えてQLSキットのレプまで付属し、雰囲気だけは似ています。

7TSの使用例はFDEカラーが多いですが、BKも使用されているので問題ありません。黒なら装備の雰囲気で誤魔化しも利くのが良いですね。
また、QLS仕様により別売のレッグシュラウドを購入すれば、レッグホルスターとしても使用できます。

とはいえ、さすがに形状が違いすぎるので、紹介こそしましたが、こんなものにあなたの貴重な軍資金を使わないで下さい。急ぎで買う必要もないので、そのお金は貯めてサファリランドの入園料にしましょう!


②NB Safariland 6005 Type with Flashlight (BK)
LE装備では定番のレッグホルスターのレプリカです。上記に対してグロックにウェポンライトを併用することができます。

また、6005なのでビューローモデル(1911)での使用もできるため、1911しか持っていないという方や、1911の方がグロックよりも好きという方はこちらを選ぶと良いでしょう。



【ヘッドギア】






①FMA Sentry Helmet (FG)
オプスコアのセントリーはFBI SWAT装備の鉄板中の鉄板なヘルメット。米国内でも他の特殊部隊では滅多に使われていないFBIならではのアイテムなので、装備を引き締める非常に重要なポイントとなります。妥協せずに必ず入手しましょう。

ちなみに実物にしてもレプリカにしても、色はフォリッジグリーン(FG)で合っています。オプスコアにRGカラーはそもそもありません。


買ったあとはダサいシュラウドの黒いパーツとサイドレイルのスイベルを必ず取り忘れないように!!

これらのパーツは実物では別売りで、使用例を見つける方が難しいレベルです。要はウ○チです。
取り付けたままにしておくのは、頭に鳥のウ〇チを乗っけているようなもの。



(ゴミをセットで売りつける悪徳企業FMAを許すな)



黒いパーツは取り外しレバーを押しても、爪が長すぎるようで非常に硬くて取りにくいです。レバーを押しながら、マイナスドライバーで下部の爪を更に押し込み、壊す勢いで力強く取って下さい。
シュラウド自体は金属製で丈夫ですし、そのパーツ自体はそもそもゴミなので、むしろ壊して廃棄していいレベルです。


さて、ゴミを捨てたらもうひと手間!

今度はスケルトンシュラウドを別売りの旧型VASシュラウドに交換して下さい。
FMAからソックリ刻印の金属製のレプリカが販売されています。(国内になければメーカー直買)





残念ながら最初に付いているスケルトンシュラウドは使用例がないのです。肝心なところのツメが甘いうえにゴミを搭載して、余分にパーツを購入させるやり口はまさしく外道(でもモデルアップしてくれたことには感謝してますよ!)


ちなみにここまで来て「シュラウドぐらいはいいや」というのは一番残念感が滲み出るので、せっかくここまで集めてきたなら、最後まで気を引き締めて揃えましょう。
ヘルメットを買う余裕があるということは、あなたの装備は完成間近なんですから!


ここまでやって余裕があるのなら、いや、ここまでやったのであれば更にもうひと手間加えて頂きたいです!

全体的なデフォルトの色味が非常に残念なのもFMAレプリカの難点です。これを正すためのスプレー吹きをしましょう。

ヘルメット全体はインディのフォリッジグリーン、サイドレイルはタミヤのTS-28(オリーブドラブ2)を吹いて下さい。





シュラウドは塗装不要で、シュラウドはFGなのにサイドレイルはODというのは、これで問題なく正解なので、シュラウドは塗らないように注意しましょう。全く知らない方のために念のため言いますが、サイドレイルのネジも塗らなくていいです。

こだわるなら実物の表面のツブツブを再現するためにストーン調スプレー等も事前にやるといいと思います。



(Before)


(After)


全体的に白っぽく薄いグレーな色味だったのが、緑っぽさが増した実物に近いFGカラーとなります!!





スプレーのコツですが、接射せずに遠くから薄く、少しずつ吹いていくとベタ塗りにならずいい感じになります。



……ちなみに、装備の知識が少ない方が間違えやすいのですが、サイドレイル付きMICH2002などはセントリーとは完全に別物なので間違えて買わないように気をつけて下さい。この買い間違いはシンプルに勉強不足なので、今後は慎重に購入していきましょう。





何を買うにも、実物の仕様と10回くらい見比べれば失敗するリスクを低減できると思います、


②Emerson FAST Ballistic Helmet (FG) + ARC Rail
セントリーの妥協案的なところではありますが、バリスティックも一応使用例はあります。パッと見が似ていても、側面が大きく異なるマリタイムは別物なので十分に気をつけて下さい。

バリスティックの使用例はどれもARCアダプターと併用がされており、ヘッドセットの上からヘルメットを被るのが頭の大きさ等から難しい隊員などが特別に使用しているものと考えられます。

バリスティックを使用する場合はFMA等のARCアダプターも併用して説得力を持たせる必要があります。
ヘルメット本体は色味からFMAでなくEmersonを選定しましたが、可能ならセントリー同様の塗装等のひと手間を加えておくのが望ましいです。


③Emerson Hybrid Helmet Cover (MC)
セントリーにもう少し現用感を出したいという方はファーストスピアタイプのヘルメットカバーでマルチカムを取り入れてみましょう。
レプリカ特有の赤みがかったマルチカムが気になりますが、実物の4分の1の価格なので我慢。レプリカのカバーも色々な種類がありますが、どうせなら使用例のあるものを使用したいところ。別タイプの製品と間違えないように。


④Baseball Cap (Coyote/RG/MC etc.)
SWATは特殊部隊ということからヘルメットを使用するのが基本ですが、2016年は珍しくキャップの使用例もそこそこありました。ヘルメットだと蒸れる夏場のサバゲー用に1つあっても良いと思います。
FBI装備用にキャップの購入を考えている場合、採用や使用例のあるものならともかく、レプリカ等で済ませるつもりならば、変にサバゲー用のベルクロベースのあるものより、その辺のホームセンター等で売っている無地のキャップの方が逆にそれらしく見えたりします。
FBIの場合、キャップは大抵自費での購入となっており、一部地域では隊員らで揃って民間企業に依頼をしていたり、あるいはMil/LE用ですらない市販品を使用しているのがほとんどです。

ネットで買うにしても1000円で足りるようなもので十分なので、安く済む分ヘルメットも入手しておきたいところです。


ヘルメットのサイズは、自覚しているレベルで頭の小さい方はM/Lを、そうでない方はアジア人に最も適していると言われるL/XLのサイズで購入することをお勧めします。
ヘルメットが小さいと最悪ヘッドセットが併用できなくなる可能性があります。そういう場合はARCアダプターの出番ですが…… (Sentryでも併用例はあります)

一応ですが、あえて他の方との差を出したいのであれば、MICH2000(OD)という選択肢もあります。
実は現用装備でも使用例がありますが、小物使い等が上手くないと難しいスタイルなので、素人にはオススメはしません。

とにかくヘルメットの『黒い塊』と『スイベル』はゴミでしかないので、『必ず取り外して』下さい!!!!



【コンバットアパレル】
SWAT装備をSWAT装備たらしめる一番の要素が、これらのコンバットアパレルです。
現代の特殊部隊では主流となっている戦闘服で、シャツは一般的なBDUと違ってトルソーが通気性の良い伸縮素材になっており、またパンツはニーパッドがズレないインサート仕様になっています。
今やコンバットアパレルは様々なメーカーが手掛けていますが、FBIでも使用例がダントツに多いのはやはり元祖CRYE(クレイ)製です。

CRYEの実物は上下で最低5万円はすると思えば、レプリカは上下で1万弱なので、かなり安いほうだと言えます。ケチって¥3000のBDUとかはやめましょう。







①FFI G3 Combat Apparel (RG) + CRYE Airflex (実物)
RGのFBI SWAT装備がしたいならば、現在の選択肢はこの一択です。色味は感動するくらい実物に近く、この色味のクオリティは②も同様です。

G3は第3世代型を意味し、比較的新しいモデルなので、FBIではRGでG3が普及する前にマルチカム化したため、G3はマルチカムのほうが広く普及している型になります。(RGではG2のほうが圧倒的に使用例が多い)
そのためRGのG3の使用例は少ないですが、FFIはG2のRGを作っていないので仕方ありません。

G3は特徴として、肩のベルクロが2本のテープになっていたり、マルチカムにおいてはパンツの膝伸縮部分の色も同色になっていたりします。

最も注意しないといけないのは、標準で付属するパッドがグリーンでなくブラック(黒)ということ。これはかなり痛手で、黒は使用例がないうえに目立つので、そのまま使うと超絶ダサいレプリ感Max装備になります。
良くも悪くも本体の色味が良いので、Airflexと呼ばれるCRYE製の実物のニーパッドのグリーンを合わせて購入する必要があります。(価格は約¥7000)

RGで集めたいならば、ここは代用が効かない部分なので実物を買う覚悟をして下さい。ここまで走ってきてニーパッドごときで妥協は勿体ないです!


②FFI AC (G2) Combat Apparel (MC)
マルチカムのSWATをやるならば、第2世代型であるG2のレプリカを同じくFFIが出しています。G2はアーミーカスタム(AC)と呼ばれることが多いので、こちらの名前で覚えておくと良いでしょう。

ちなみにこちらはパッドもカーキなので、実物に変える必要はありません。また、多くの特殊部隊で今でも現役なので、他装備への流用もしやすいです。


③TMC G3 Combat Apparel (MC)
マルチカム化してからの、特に2018年以降のより最近の装備をするならG3の使用例が圧倒的に多いです。
PTTもWarriorにしたりと、最新に拘りたいならG3MCがオススメです。


装備の年代や方向性を決める重要なポイントなので、よく考えて選びましょう。



【私服】




FBIにおける私服装備は、主にジーンズにTシャツ姿のことを指します。

ちなみにFBIにも実は制服があります。制服というと警官のような格好をイメージするかと思いますが、FBIでは5.11製の各種カーゴパンツ(色はカーキ)とポロシャツ等を正式な制服として採用しています。
制服といえど上下それぞれ複数のモデルを採用しているので、上記のようなスタイルならば、写真に映っている複数の捜査官の格好が多少バラバラでも大抵それは制服であると思ってください。

なので、それ以外となるとジーンズとTシャツくらいしか私服装備にあたる格好がありません。





Tシャツの色は白やグレーがベストかもしれませんが、赤や緑など派手な色を着ている人もいます。まあ、まさか休日に呼び出されると思わずに着てた服ですからね。

当然コンバットアパレルへ着替える間もなく呼び出された訳なのでニーパッド等はありません。どのみち紐で締めるタイプのニーパッドは私服と組み合わせると見た目も弱々しいうえにダサいので、そんなに私服装備でやりたければニーパッドは我慢して下さい。「オシャレは我慢」です。

いずれにしても私服は当然「採用している」訳ではないので、とても『装備』とは言い難いです。なるべくコンバットアパレルを買うまでの繋ぎやサバゲーを純粋に楽しみたい時にする程度に留めましょう。


何なら勘違いしてはいけないので書いておくと、「私服LE装備」とは、『プレキャリを着ているせいで袖ぐらしいか情報のない “現地の市販品” を、たまたま運良く見えた柄やロゴ、質感から特定し、ネットショップで同じ服を輸入ができるものなら輸入して着る装備』です。

意識高めに集めてる人に「私服装備」をやっている人が少ないのは地獄の煮えたぎる沼だからなのです。私服LE装備は超高難易度なので潔くコンバットアパレルか、5.11の「制服装備」が無難かと思います。



【FBIパッチ】






①T.P.LABO FBI Patch Panel
DBT製パッチパネルのレプリカで、RGの下地に黒文字または黄文字、BKの下地にRG文字の3種類が主なバリエーションです。好きな配色のものを二枚一組用意して、プレキャリの前後に貼ります。
同タイプのものがエスグラにもあり、お手頃で完成度も高いのでオススメ。


②Le Enforcement FBI SWAT 2015 ver. Patch
現用装備で使われる盾型のFBI SWATの部隊章で、2015年以降の現用装備でのみ使用できます。
防炎素材を用いて、その辺の安物や刺繍屋の物と比べてはならないレベルの、完璧な色味とサイズ感、再現性を持っています。尚このパッチは当ブログでの限定生産品です。
(再販希望のコメント受付ています)


③Le Enforcement FBI SWAT Old ver. Patch
こちらは2012年から使用されている古い丸型の部隊章ですが、こちらも上記に加えて現在も使用されています。
こちらも限定生産品で、安物とは比べ物にならないハイ クオリティ品ですが、現在は販売を停止しております。
Filterから同様のパッチのレプリカも出ています。


④T.P.LABO Field Office Call Sign Patches
所属する支局の略称を表しており、画像の場合はロサンゼルスの略称となります。
LBTフォントかつ蓄光で再現性が高いです。
本職が使用する、このタイプのコールサインパッチには刺繍でなくIR版もあり、IR風ならば家庭用プリンターと透明なテープ、100均のマジックテープ等を駆使すれば安価に自作できないこともないです。もちろん見た目は安っぽいですが。


このほかFBIではパッチのみ唯一放出品が数多くあるので、それらのパッチを海外コレクターから購入してみるのも良いでしょう。



このほかFBI SWAT装備必須のアイテムが“支局章”です。





支局章は各支局の部隊ごとに独自のデザインが使われているパッチで、FBI SWATの“〇〇支局に所属している”ということを表すパッチです。

部隊章とセットで必須のアイテムですが、レプリカもなければ実物も非常に希少でまず手に入りません。

……という訳で「ならば作るしかあるまい」と、筆者はいくつかの製品を企画化しております。

《物販ページ》
https://tempurale.booth.pm/

基本的に再生産は滅多に行えない品ばかりなので、在庫のあるうちにチェックしてみて下さい!!



【その他パッチ】




①T.P.LABO Call Sign Patches (FBI) (BK/RG)
FBI SWATが使用するVナンバーでない特殊なコールサインのパッチです。
普通のタイプの使用例が多いですが、画像のようなリバーシブルタイプも使われています。


②US Flag Patch (刺繍/IR)
ヘルメット用とコンシャツ用の最低2枚が必要です。貼る際は『星条旗の星側が前方になる』よう向きに注意しましょう。
刺繍とIRのものが使用されており、両タイプともレプリカは充実していると思いますが、購入するなら使用例の多いIRのODが無難かと思います。
こちらも自作で十分かもしれませんが、自作パッチは基本的に装備が超絶安っぽく見えてしまうので多用は避けましょう。


あまり多くの種類のパッチを盛り込みすぎないように気をつけましょう。変にシン ブルーライン等を貼ったりすると、かえって『サバゲーマー感』に溢れてしまうので、どうしても物足りないならば血液型パッチに留めておくことを推奨します。



【アイウェア/ゴーグル】
大切な目を守るアイウェアにレプリカを使うのは正気の沙汰ではありませんが、まあ失明したらしたでOKな人はレプでもいいかもしれません。





①ESS CROSSBOW (実物)
クロスボウは米軍放出品が非常に安く売っていたりします。目は一生モノですし、良いものでしっかりと守りましょう。
サバゲー用として安全保証のないレプリカを使うのは非常に危険です。


②ESS Profile NVG (BK/TAN/FG) (実物)
サバゲー時にメガネをかける方はゴーグルを。こちらも米軍放出品であれば、比較的に安く入手できます。
単純にヘルメットの飾り用としてならばレプリカでも問題ないと思いますが、そもそもFBI SWATはゴーグルを基本的に使用しないので、あえて買う必要はないかと思います。


③Oakley M Frame 2.0 Type Sunglass (レプリカ)
オークリーのMフレームのレプリカです。
1000円程度なので写真撮影用には良いかもしれませんが、実用には全く向いていません。
一生モノの目の保険がたったの1000円ちょっとで良いと本気で思っているなら、サバゲーにも使えないことはないと思います。
とはいえ実物でも放出品ならそれなりに安く手に入ります。


以前に③を貰ったことがあるのですが、既に実物のシューティンググラスを持っていて不用だったので、耐久性のチェックを兼ねて試し撃ちしてみたことがあります。
すると2,3発撃ち込んだところで、たまたま1発がフレームに当たり、一瞬で砕けてしまいました。

やはりレプリカのアイウェアでは安物買いの銭失いどころか、銭で済まないこともあり得ます。サバゲーでレプリカのアイウェア使うなら、少なくとも日本遊戯銃協同組合の検査を合格したものを使用しましょう。
この点においては、やはり実物に勝るものはないと言えます。



【フットウェア】
靴やアイウェアはこの業界でも一般的に実物がよく推奨されていますが、これらは高価なものを買う必要はありませんが『自分の身体を預けられるもの』を使用したいところです。





①Merrell Moab Mid (Dark Tan) (実物)
別に軍用品ではないので、実物という表現はどうかと思いましたが、とにかく使用例もあって安価なトレッキングシューズはこちらです。


②TMC ASOLOタイプ Fugitive
本物は廃版となっているため、現行の装備では見かけなくなりましたが、アゾロのレプリカが何気にTMCにあります。
思いっきりTMCロゴが入っているのが難点です。


③NB タクティカルブーツ (TAN)
ミリタリースタイルなTANのブーツもいくつか使用されています。トレッキングシューズと比べるとレプリカが多種あるタイプです。


靴も挫いたりする危険を考えると、せめて安価なメレルのトレッキングシューズを使用するのが無難です。レプリカはソールも剥がれやすいです。



【グローブ】
グローブは単純な使いやすさ的問題で、実物を使用しているエアソフターが多いように感じます。
実物のメカニクスやPIGなんかはレプリカのグローブと値段も大差なく、現用装備感も増すので、実物装備の入門には良いかもしれません。





①Oakleyタイプ Pilot Glove (BK/TAN)
レプリカとなると、オークリータイプしか選択肢がありません。

ちなみにこのパイロットグローブですが、Amazon等で実物と称してレプリカが売られていることがあり、冗談抜きの詐欺被害にあっている方がいるので気をつけて下さい。実物で同じ価格帯の似た系統ならWiley-XのCAG-1のほうが使用例も多いので、オススメです。



【小物】




①FBI バッジ (楕円形ケース)
たまにベルトやレッグホルスターに取り付けて使用されています。
LE装備というとバッジが必須みたいな空気がありますが、SWATの場合は正直必要はありません。あるに越したことはないですがね。


②Dummy PVS-15
夜戦をしに行く時に写真撮影用に持っておいて損はないと思います。
とはいえFBI SWATは夜の出動でもNVGをもって行かないことがあるので、無くても大丈夫です。

書いた後に思いましたが、PVS-14のほうがFBI SWATでの使用例は圧倒的に多いので、やっぱりこちらにして下さい。最近は実際に使えるレプリカもあります。


③Emerson C-A-T (Red Tip)
CATのレプリカはありますが、放出品なら新品でも値段が大差ないので、レプリカを買うのは逆に勿体ないです。(大体2000円位)
固定するためのBFGのTourniquet NOW!は、実物とはいえ2000円程度なので、そんなにCATを着けたいなら惜しまず購入しましょう。
大抵ポーチに入っていて見えないものなので、無理に買う必要はありません。


④NITE-IZE S-Biner (実物)
FBI SWATが使用しているカラビナの中で、頑丈で使いやすく、安価なのがナイトアイズ製。
これも実物という言い方はちょっと違う気がしますが、使用例のある#4サイズでも数百円です。
カラビナは何かと便利なので、1つ持っておいても良いと思います。


この辺の小物は正直どれも必要ないので、お好みで加えて下さい。
ひとまずは小物よりもPTTやパッチ等の『重要かつ目立つもの』を優先しましょう。



【Colt M4 FBI Custom】
東京マルイ 次世代 M4A1 SOCOMをベースに、FBIの使用するカスタムM4の再現例を紹介します。





・PDI 11.5 inch バレル
・KAC フォアグリップ (BK) (実物)
・純正 ストック
・次世代 SOPMOD用 RAS
・マルイ スイベルリング
・NB Eotech 552
・NB WMLタイプ フラッシュライト (BK)
・LMTタイプ リアサイト


バッテリーはリポにするか、PEQ-15タイプのケースに収納するかで対応しましょう。
マルイ純正のケースを使用する場合、PEQ-15サイズにし、それに入るサイズのニッ水を買うのがベストです。
また、再現は次世代M4シリーズであれば、いずれも可能です。(どのストックも使用例があります)


ハイダー、ストック、グリップをブルーやオレンジに、マガジンをイエローに塗装してトレーニング仕様にするのも面白いかもしれませんね。






ここまでの上記の解説が “旧カスタム” で、基本的に現用まで年代を問わず使用できる無難な仕様です。


“新カスタム”や“現用カスタム”と言える最新の仕様は、主に2015年以降を装備のベースにしていれば使用できます。





現在は次世代だけでなく、M4 MWSでも再現可能です。詳しくは以下の記事をご覧下さい。
(最新のFBIカスタム例)



【ハンドガン】




①東京マルイ Glock22
最も使用例の多いハンドガンです。基本的には付属のフラットタイプのバンパーに変えた方が良いです。
例外として2017年カスタムならばエクステンデッドマガジンの使用例はそれなりにあります。
2017年カスタムを再現するならGen4フレームに交換し、同社製G17を持っていれば、G17に付属するサイト一式をG22に移植します。
特にGen4フレームはFDEが理想的ですが、なかなか出回っていないのが難点です……



実物のみですが、FDEのビーバーテール バックストラップがあると更に良いです。


②WA FBI Bureau Model
今や入手の難しいレアアイテムですが、マルイのMEU用のスライド等があるので、ビューローモデルの再現は不可能ではありません。
サイドアームなので、そもそもあまり使わないことを考えれば、マルイのMEUそのままでも良いと思います。



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【まとめ】

これらを参考にすれば、FBI SWAT装備をはじめるのに必要な土台はできあがるかと思います。

とはいえ装備を全身一式を揃えるとなれば、相当なお金がかかるのは当然のことです。かといって装備はケチると、めちゃくちゃ安っぽい見た目になります。
だからこそ『無理せず計画的に集めていく』ことが大切です。


少なくとも銃抜きで最終的に最低でも15万円は使うことになると思います。あくまで“最低”なので、スタートラインに立つまでが15万円ということです。

「装備なんてそういうもの」だと納得できる方は大丈夫でしょうが、これを高いと思うなら無理に装備をはじめなくても良いと思います。
また、これ以下で抑えるというのは「揃いきらない」または「揃ってもチープな外見」と中途半端な装備にしかならず、しっくり来なくて売り払うのが関の山です。

私とて装備がそれらしくなるのに1年、完璧な形で揃うのに2年以上掛かっています。もちろん実物で集めているのも理由ですが、それにしてもこれは他のどの『装備』を集めている人も同様のことではないかと思います。


レプリカは安いのが最大の利点ですが、どうしても見た目の安っぽさが全面的に出てしまうため、ある程度は年代や部隊(支局)の方向性を決めて、一貫性のある装備にした方がレプリカでも更にそれらしく見せられるはずです!
(年代別 装備のポイント)



せっかくお金をかけて装備を買う訳ですから、拘りを持って、装備を楽しみながら集めましょう!



【筆者紹介】
テンプラ (Twitter: @tempurale)

2014年から現在まで毎日FBIの装備を調べ続けています。自称FBI装備に世界一詳しい人。

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Posted by テンプラ  at 21:49Comments(5)FBI装備紹介