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Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年10月12日

【装備紹介】本物の帽子

今回もまたレアなものを入手しました。







一見どこのミリタリーショップにでも転がっていそうなキャップですが、こちらはFBI SWATに納入された帽子と同じものを特別仕様にカスタムして頂いたものです。










実際に納入されているのは、日系人の隊員も多いサクラメントの部隊になります。

米国旗がパッチではなく刺繍縫い付けで、下地となる帽子が有名ブランドのFLEXFIT製なのが特徴的です。(色はTanではなくLoden)
サイズはアジア人には標準のL/XLで、調整不可のため私には若干緩いですが被ることができて安心といったところです。深さは比較的に深め。


販売及びカスタムをしてくれたのはHDG Tacticalというアメリカはカリフォルニア州の小さな企業です。
どれぐらい小さな企業かと言えば、家族経営のレベルの本当に小さな企業です。しかしながら、数多くの法執行機関への納入実績があり、ユーザー(本職)からの信頼も高いのが特徴です。







基本的に口コミ等で顧客を獲得してきたであろうローカルな企業なので、当然のことながら本来は日本(国外)への発送を行っていません。

では何故入手できたか?というところですが、たかだか帽子でもここまで装備を集めて来て今更“レプリカ”や“似たようなもの”を買う気にもならなかったので「ダメ元で問い合わせちゃえ!」ということで直談判することにしました。
キャップという、いつでも使える無難なアイテムだからこそ拘りたいところですよね!


そして、日本への発送を対応できないか聞いてみたところOKを頂いたのです!

とは言ったものの、突然の日本人からの問い合わせの時点でもなかなかアレですが、FBI SWATと同型のものが欲しいと聞くと「IDかバッジか何か証明できるものを見せてくれないと無理」とさすがに断られてしまいました笑

本職に納入しているだけのことはあります…… こうした点でも信頼があるからこそ数々の法執行機関が依頼してくる訳ですね。


そして交渉の末に代案として特別仕様で作ってくれるという話になり、こうして完成したのが今回のものになります。


何が本職の仕様と違うかと言うと、所詮は帽子なので大差はないのですが、同社の売りのひとつであるEYEKONが違います。
EYEKONは一目でおおまかな組織がわかるような、まさしく“アイコン”の役割を持つ刺繍で、HDG独自のものです。これが本職の仕様とは少々異なる、というより通常の仕様となっています。







(大統領に被って頂きました)


本職に納入されたモデルはポリス シールドのものが刺繍されています。
このEYECONは基本的に本職でない限りは通常の仕様しか選択することはできないそうです。

特別仕様とは言いましたが、正確にはノーマル仕様なので、無難に使えるEYECONと言うべきですかね。


そして最も大きな違いは『SACRAMENTO』などの文字が背面にありません。







そもそも本職でない限りそうした刺繍には対応できないのですが、正直それがあると装備の地域がサクラメントにピンポイントで限定されてしまうことや汎用性等から考えて結果オーライでした。

FBI SWATはもちろん、シューターやミリタリー等のどんな装備にも合わせられますし、ベースがファッション用途のFLEXFITなので、普段使いもしやすくて好都合です!


製作依頼をかける度に、本職の方の製作分で忙しいようで、本当に信頼と実績のある企業であることを感じさせられます。

結局この手のキャップはいくらでもありますが、今回のものはやはりタグと刻印(刺繍)、FLEXFITというところだけに価値があるアイテムでしょう。
(FBI SWATに納入されたものと同一という点で)



HDG Tacticalとは良好な関係にあるので、機会があれば同社製品を入荷しようかと思います。  


Posted by テンプラ  at 10:29Comments(0)LE装備FBI装備紹介